インプラント

インプラントのぐらつきを予防するには?

インプラントのぐらつきを予防するには?

インプラントは基本的に骨にしっかり固定されて動かなものですが、適切なケアを怠ると、ぐらつきや脱落のリスクが高まります。インプラントを長く快適に使い続けるために、ぐらつく原因や、その予防策についてご説明します。

「インプラントを入れたのにぐらつくことがあるの?」と不安に思われた患者さんは、どうぞ参考になさって下さいね。

インプラントがぐらつく原因とは?

インプラントのぐらつきの原因には、以下のようなものがあります。

骨と十分に結合出来ていない

骨がしっかりインプラントと結びつかないと、安定しません。

インプラントは骨としっかり結合することで安定しますが、様々な理由によって結合が不十分な場合があります。結合が不十分だと、グラグラと揺れることがあります。

骨の吸収が起こっている

支える骨が減ると、ぐらつきの原因に!

歯を失った場合の治療法にはブリッジ、入れ歯もありますが、インプラント以外の方法では噛む力がしっかりと骨に伝わらないため、骨が吸収されて少しずつ減っていきます。長期間にわたって骨が吸収されると、インプラントを支える力が弱まり、ぐらつく原因になります。

歯周病(インプラント周囲炎)になった

歯垢がたまると炎症を引き起こし、ぐらつきやすくなります。

天然歯と同様に、インプラントも歯垢がたまることで歯周組織が炎症を起こし、最終的に骨が失われることがあります。

咬合力が強すぎる

インプラントに過剰な力が加わると負担大!

食いしばりや強い噛みしめ、歯ぎしりなどの習慣があると、インプラントに過度の力がかかり、ぐらつくことがあります。これらの力から歯を守るための対策が必要です。

インプラントに構造的な問題が起こっている

被せ物がうまく固定されていないと違和感が出ることも。

ネジの緩みや被せ物の不適合が原因で、違和感や動揺が生じることもあります。簡単な処置で改善出来る場合と、根本的な治療が必要が場合があります。

インプラントがぐらつく主な原因は、骨や周囲組織の状態に関係していることが多いのです。そのため、予防するためには日頃のケアと適切なメンテナンスが欠かせません。

インプラントがぐらつくとどうなるの?

インプラントがぐらつくと、次のような問題が発生する可能性があります。

痛みや違和感が生じる

ぐらつきによってインプラント周囲の組織が炎症を起こし、痛みや腫れを伴うことがあります。

インプラント周囲炎の悪化

ぐらつきが続くと、インプラントを支える骨がさらに減少し、最悪の場合インプラントの脱落につながります。

噛み合わせが不安定になる

インプラントが安定しないことで、食事の際に力が分散されず、他の歯や顎関節に負担がかかることがあります。

再治療が必要になる

ぐらつきが進行すると、インプラントを再度埋入するための手術が必要になる場合があります。

インプラントがぐらついた状態を放置すると、さらなる問題を引き起こす可能性があるため、違和感を感じたらすぐに歯科医院を受診することが重要です。

インプラントのぐらつきに気付いたらどうする?

もしインプラントがぐらついていると感じた場合、次のような対応を行うことが大切です。

無理に触らず、歯科医院へ相談する

ぐらつきを感じたら、無理に動かしたり強く噛んだりせず、できるだけ早く歯科医院で診察を受けましょう。

噛み合わせの負担を減らす

ぐらついているインプラントに過度な力がかからないよう、柔らかい食べ物を選び、強く噛むことを避けるようにしましょう。

口腔内を清潔に保つ

歯垢の蓄積を防ぐために、歯磨きや歯間ブラシを使って、できる限り口腔内を清潔に保つことが重要です。

ナイトガードの使用を検討する

夜間の食いしばりや歯ぎしりが原因でぐらつきが生じている場合、ナイトガードを装着することで負担を軽減できます。

歯科医院で適切な処置を受ける

ぐらつきの原因によっては、ネジの締め直しや補修が必要になる場合があります。放置せず、専門の処置を受けましょう。

インプラントのぐらつきを感じたら、早めの対応が肝心です。無理に自己判断せず、歯科医院で適切な診察を受けることをおすすめします。

インプラントのぐらつきを予防するためのポイント

インプラントを長く安定して使うためには、以下の点に注意することが大切です。

1. 毎日の丁寧な歯磨きを心がける

歯垢をしっかり除去する

歯間ブラシ&フロス必須! ・・歯垢をしっかり除去して、歯茎の炎症を防ぐ。

インプラントの周囲にも歯垢が付着し、炎症を引き起こす可能性があります。特に歯間ブラシやフロスを活用して、清潔を保ちましょう。

歯磨きの際はやさしく

力を入れすぎない歯磨き ・・強くこすりすぎると、歯茎が傷ついて逆効果!

硬い歯ブラシや強すぎるブラッシングは、歯茎にダメージを与え、インプラント周囲炎を引き起こすことがあります。適度な力で歯磨きを行うことが重要です。

専用のケアグッズを使用する

インプラント専用ケアグッズを活用 低研磨性の歯磨き粉&専用歯ブラシが◎。

インプラント専用の歯ブラシや低研磨性の歯磨き粉を使うことで、より適切なケアができます。

しっかりとしたオーラルケアは、インプラントの健康を守るために不可欠です。特に歯間ケアを怠ると、インプラント周囲炎のリスクが高まるため、意識してケアを行いましょう。

2. 定期的な健診を受ける

歯科医院でのチェックが重要

インプラントが正常に機能しているかどうか、専門の検査を受けることが大切です。また、周囲が歯周病になっていないかも確認してもらいましょう。

クリーニングで歯垢を徹底除去

歯垢・歯石の徹底クリーニング ・・自分では取れない汚れをプロに除去してもらう。

自分では取りきれない汚れを、歯科医院で除去してもらうことで、インプラント周囲炎の予防になります。

噛み合わせの確認も忘れずに

噛み合わせのチェック ・・ぐらつきの原因になる咬合バランスの変化を確認。

インプラントのぐらつきは、噛み合わせの変化によっても生じることがあります。定期的にチェックしてもらいましょう。

定期的な健診を受けることで、インプラントの異常を早期に発見し、適切な対処が可能になります。

3. 適切な食生活を心がける

バランスの良い食事を摂る

カルシウム&ビタミンDをしっかり摂る ・・骨の健康を守るために必須!

カルシウムやビタミンDを意識して摂取し、骨を健康に保つことが重要です。

硬すぎる食べ物は避ける

硬すぎる食べ物は避ける ・・インプラントに過度な負担がかかるものはNG。

硬いものを無理に噛むと、インプラントに過剰な負担がかかるため、適度な食感のものを選びましょう。

砂糖の摂取を控える

糖分が多い食事は、口腔内環境を悪化させる原因になります。

健康な食生活は、インプラントの長持ちにもつながります。特に栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

4. 歯ぎしり・食いしばりの対策をする

ナイトガードを使用する

食いしばりが強い人はマウスピースを活用 ・・就寝中の負担を軽減。

夜間の歯ぎしりや食いしばりがある方は、専用のマウスピースを装着することで負担を軽減できます。

リラックスする習慣を持つ

ストレスが原因で歯ぎしりが起こることもあるため、リラックスする時間を意識的に作りましょう。

定期的に噛み合わせをチェックする

歯科医院で噛み合わせを診てもらい、必要に応じて調整してもらうことが大切です。

歯ぎしりや食いしばりが強い方は、インプラントに負担がかかりやすいため、早めの対策が必要です。

まとめ

インプラントのぐらつきを予防するためには、

毎日の適切な歯磨き
定期的な健診
バランスの良い食生活
歯ぎしり・食いしばりの対策

これらを意識することが大切です。

インプラントは、適切なケアを続けることで長持ちします。患者さんご自身でできるケアと、歯科医院での専門的なメンテナンスを組み合わせ、健康なインプラントライフを送りましょう。

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