後悔しないセットバック手術を受けるためには、セットバック手術についてよく知り、他の治療法はないかということも検討する必要があります。
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セットバック以外の方法では治らないか十分に検討する
セットバック手術を検討しておられる方は、口元のラインをきれいに整えて理想的な横顔にしたいという希望をお持ちの方が多いと思います。しかし、セットバック手術しか治療法はないと思うのは早計です。ワイヤー・ブラケット矯正や、マウスピース矯正による歯科矯正、それ以外の審美的治療法(セラミック矯正等)、またはセットバック以外の外科矯正で治る場合があるかもしれません。
セットバック手術を受けた後で、他の術式、または手術をしなくてもお悩みの部位を改善させる方法があったとわかったら、治療を受けたことを後悔する可能性があります。また、セットバック手術は誰にでも向いているわけではありません。前歯や骨格の突出感(出っ歯、口ゴボ)や、受け口の方、Eライン(エステティックライン)が気になる症例の方に、特に向いている治療法です。
お口の骨格や歯の突出がどの程度なのかは、セットバック手術が適用になるか、外科矯正をするにしても他の術式による施術が適切なのか、または矯正装置による歯列矯正が最適であるかを判断するために、まずチェックするべきポイントです。
持病などでセットバック手術が受けられない場合もある?
セットバック手術は、全身麻酔を必要とする外科手術を行う治療法ですので、患者さんの体の状態や年齢によってはリスクが高くて行えない可能性があります。(持病により服薬をやめられない方・全身麻酔が事情により難しい方など)
持病がある方は、まず、ご自身の体の状態がセットバック手術に適応できるかどうかという点を、主治医にご確認いただき、了承を得てください。また、未成年者の方は保護者の了承がなければセットバック手術を行うことはできません。保護者の方としっかり話し合いを行って、事前に了承を得てください。
セットバックを検討しておられる方は、まずはカウンセリング
他の治療法も検討し、セットバック手術のメリット・デメリットをきちんと考慮したうえで、セットバック手術を受けたい方は、まずカトレア歯科・美容クリニックにカウンセリングのご予約をお願いいたします。
カウンセリングの際には、成人されている方はご自身のみのご来院で構いませんが、未成年者は当院の場合、保護者の方とご一緒にカウンセリングにご来院いただくか、それが難しい場合、カウンセリング中に保護者の方にお電話をかけ、同意をいただくことが必要になります。
後悔しないセットバック手術に関するQ&A
セットバック手術は、口元のラインを整えるために行われる外科手術で、前歯や骨格の突出感を修正します。全身麻酔が必要で、持病や年齢などによっては実施できない場合もあります。
ワイヤー・ブラケット矯正やマウスピース矯正による歯科矯正、セラミック矯正等の審美的治療法、セットバック以外の外科矯正などがあります。
前歯や骨格の突出感(出っ歯、口ゴボ)や、受け口の方、Eライン(エステティックライン)が気になる症例の方に特に適しています。
セットバック手術は全身麻酔下で行います。そのため持病がある方は、主治医にご自身の体の状態がセットバック手術に適応できるかどうかを確認し、了承を得る必要があります。
セットバック手術を受ける前には、他の治療法の検討と、セットバック手術のメリット・デメリットの理解が必要です。そのためのカウンセリングを受けることが推奨されています。
後悔しないセットバック手術を受ける為には①のまとめ
初診カウンセリングによって患者さんのお悩みがセットバック手術で解決すると診断された場合は、治療方針やアフターフォローについてもしっかりと確認しましょう。気になる点は何でも質問して疑問を解決することが、後悔しないセットバック手術を受ける為には大切です。