輪郭整形

輪郭整形は未成年でも可能ですか?

輪郭整形は未成年でも可能ですか?

カトレア歯科・美容クリニック 歯科医師 辻 和志

輪郭整形は未成年でも可能ですか?という質問についてご説明します。

輪郭整形は基本的に18歳以上から受けられる

輪郭整形を受けるのは未成年でも可能ですか?という点につきましてご説明します。

  • 施術によって異なる場合もあるが主に18歳以上からとなる
  • 保護者の同意が必要

輪郭整形は、保険適用ではありません。自費治療のため、高い費用がかかります。未成年の方には、学生、社会人、結婚されている方など様々おられると思いますが、輪郭整形はクレジットでローンを組む方が大半です。そのため、保護者の同意が必要となったり、保護者名義でローンを組まれるケースが多いでしょう。

また、2022年から成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられました。クレジットカードを作れる年齢も18歳になっていますが、大切な契約を行う際には、保護者様に確認をしたいと思っている未成年の方も多いようです。

未成年の方のカウンセリングについて

未成年の方は基本的には保護者の方と同伴でカウンセリングを受けて頂く必要があります

但し、お仕事の都合などでそれが難しい場合は、下記どちらかの方法で、保護者の同意をいただく必要があります

  • カウンセリング中に保護者の方にお電話いただき、同意の旨をいただく
  • どのような形式でも構わないので保護者の同意書を持参いただく

輪郭整形とは

輪郭整形という言葉は一般的ではなく、美容に詳しくない方はご存じないと思います。当院では輪郭整形と呼んでいるこの方法は、すべて手術(オペ)により治療を行う外科矯正です。当院では、お口元を良くすることで、フェイスラインを改善します。他の医院では輪郭の美容整形、輪郭形成などと呼ぶ場合もあります。

  • 矯正治療やセラミック治療などを行ってもお顔の印象が良くならない方
  • エラやフェイスライン、Eライン、アゴ先にお悩みの方

カトレア歯科・美容クリニックでは、口腔外科出身の院長が手術を行います。お顔の見た目の希望を叶えるだけではなく、歯科医師として噛み合わせや歯の機能性の改善も考慮した手術を行います。

以下は歯科と美容クリニックを併設する当院で行っている輪郭整形の手術の一覧です。

上あごセットバック

骨格が原因の重度の出っ歯(上顎前突)の方に行う手術
上あごの前から4番目の歯(小臼歯)とその部分の骨を左右とも抜いてスペースを作り、骨を水平に切り、前方に出ている前歯と骨を後方に下げる

下あごセットバック

骨格が原因の重度の受け口(反対咬合)の方に行う手術
下あごの前から4番目の歯(小臼歯)とその部分の骨を左右とも抜いてスペースを作り、骨を水平に切り、前方に出ている前歯と骨を後方に下げる

上下セットバック

骨格が原因の重度の口ゴボ(上下顎前突)の方に行う手術
上あごと下あごの前から4番目の歯(小臼歯)とその部分の骨を上下左右とも抜いてスペースを作り、骨を水平に切り、前方に出ている前歯と骨を上下とも後方に下げる

オトガイ形成

歯並びが原因でない顎のしゃくれの方や顎が長い方に行う手術
アゴ先の突出部分のみを口腔内から切り取る

オトガイ形成前方移動

顎がない方に行う手術
下あごの先を前方へ移動させ固定する手術

Vライン形成

角張ったエラやフェイスラインの方に行う手術
エラを削りつつオトガイの形成術を同時に行う
エラが削られることで小顔に見える効果もあります

輪郭整形は未成年でも可能かに関するQ&A

未成年でも輪郭整形は受けられるのですか?

はい、未成年でも輪郭整形は受けることが可能ですが、主に18歳以上が対象です。保護者の同意が必要であり、自費治療なので高額な費用がかかります。ローンや保護者名義で手続きするケースが一般的です。

輪郭整形を受ける際の未成年者のカウンセリングについて教えてください。

未成年者の場合、基本的に保護者と一緒にカウンセリングを受けることが推奨されます。保護者が同伴できない場合は、保護者の同意を得るために電話連絡や同意書の提出が必要です。カウンセリングは慎重に行われ、手術の内容やリスクについて詳しく説明されます。

輪郭整形を受ける際の注意点は何ですか?

輪郭整形を受ける際の注意点は以下の通りです。
・保護者の同意が必要であること
・手術内容やリスクについて詳細なカウンセリングを受けること
・手術費用や支払い方法について保護者と相談すること
・未成年者の場合、保護者同伴でのカウンセリングが推奨されること
・手術後のアフターケアや経過についても注意が必要です

まとめ

カウンセリング

コンプレックスを抱えたまま日常生活を過ごすより、輪郭整形でご本人様のお悩みを解消すると、ダウンタイムなどの治療期間を経ても精神的な健康を得られるケースが多いです。どうしてもお顔のラインが気になる未成年の方は、親権者にご相談のうえ、カウンセリングに行きましょう。

高額な料金がかかる治療法ですので、症例が豊富な複数のクリニックを受診しましょう。ドクターやスタッフなどが提案する治療方針や治療計画に納得が行くか、疑問や質問に答えてくれる医院かなど、きちんとご検討ください。

この記事の監修者
医療法人真摯会 カトレア歯科・美容クリニック
院長 辻 和志

2008年 国立九州大学歯学部卒。医学博士。日本口腔外科学会認定医。ICLS講習修了。

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