歯磨きをしている時、歯ブラシの毛先があたって、「ん?」と感じたことはありませんか。
痛むようにチクチクしたり、風がしみるなど不快な違和感を感じたら、虫歯、歯周病、知覚過敏などの可能性が考えられます。
食べ物、とくに冷たい物がしみる場合は、虫歯が進んでいる可能性があります。
食べ物の中に含まれる糖分をもとに、口の中の細菌や歯垢から生まれた乳酸には、歯を溶かす力があります。
もし、歯の表面に黒ずんだ穴のようなものが見えたら、その部分が虫歯になっているかもしれません。
甘い物をよく食べる人・歯磨きが不十分な人に特に多いため、毎回歯磨きで同じ違和感を感じる場合は、早めに歯科医院で診てもらうといいでしょう。
歯周病とは、歯の周りに起こる病気の総称です。 主に歯肉炎がひどく悪化した状態のことを歯周病と呼ぶことが多いです。
歯肉炎とは歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシをあてた時に出血したりする症状です。
歯ぐきの色が健康的なピンク色ではなく、赤〜紫がかった色をしていたり、歯ぐきを軽く突いてみて血が出たら歯周病が進行している可能性があります。
歯周病は歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)に汚れが溜まって起こるため、正しいブラッシングケアがとても大切です。
歯周ポケットの奥深くに溜まりこんだ汚れを取り除くには、セルフケアよりも歯科医院でのクリーニングをうけるのが確実です。
歯周病は本人の自覚なく進行していくため、悪化させないように注意しましょう。
知覚過敏とは、虫歯は進行していないにもかかわらず、歯の神経が外部からの刺激を痛みとして感じることです。
たいてい一過性の痛みであり、原因は歯の表面にあるエナメル質が何らかの理由で傷ついて剥がれたことで起こります。
エナメル質は、本来は虫歯菌などから歯を守るために、硬い組織で構成されています。
しかし、外的要因などでエナメル質が薄くなった時、神経と近くなったことで歯は刺激を感じやすくなります。
軽度の場合は、やわらかい毛先の歯ブラシでやさしくブラッシングするなどのセルフケアを続けることで症状は落ち着きますが、中度以上の場合は、塗り薬でコーティングするなどの処置で改善をはかります。
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